美容対策に使えるクリニックで受けられる治療法

レーザーでの蒸散が一般的

ほくろ

瘢痕防止には美白剤を

年齢を重ねると、シミやいぼなど、皮膚には色々なものが出てきます。ほくろは年齢を問わず、誰にでもできる出来物ですが、年々増えていくことも珍しくありません。ほとんどのほくろは良性の腫瘍であり、取る必要のないものなので、ほくろ除去する場合は保険が適用されないことが大半です。それでも大きく膨らんでいて、着替えや洗顔などする際に血が出たり痛みが伴ったりなど、日常生活に支障が出る場合は保険が利くこともあります。また、悪性腫瘍の疑いがあるときも同様です。悪性か良性かは皮膚科医の診断を仰ぐ必要があるものの、自分でも日頃から気をつけてチェックしておきたいところです。ほくろに似た悪性腫瘍で発症率が高いのは基底細胞癌で、顔の中央に出やすく、黒光りするという特徴を持ちます。悪性腫瘍が少しでも疑われる場合は、必ずメスで除去する切除法が用いられます。細胞を切り取って病理検査に出し、治療方法を明確に決めることが大切です。皮膚癌は中年以降になると発症しやすくなります。美容問題としてだけでなく、健康問題の観点からもほくろを見ておくと安心です。美容面で気になる場合のほくろ除去は、炭酸ガスレーザーで蒸散させる方法がメジャーです。この場合細胞は蒸散され、なくなるため、病理検査には出せません。多くのクリニックでは炭酸ガスレーザーを使って施術していますが、一部のクリニックでは電気メスを使った施術を行っています。パンチのような専用器具を使ったくりぬき法という方法もあるものの、行っているクリニックは少数です。

ほくろ除去する上で知っておく必要があるのは、いずれの施術法であっても瘢痕が残る可能性があるということです。多くのレーザー施術は痕が残りにくいと言われていますが、炭酸ガスレーザーはレーザー機器の中でも強力な作用があり、瘢痕を残しやすい傾向にあります。それでもほくろ除去に使用されるのは、ほくろと相性が良いからです。ほくろは周囲の皮膚より水分の多い細胞であり、炭酸ガスレーザーの波長は水分に吸収されるという特性を持ちます。炭酸ガスレーザーは強力なだけに、局所麻酔を使った上で施術するのが一般的です。1ヵ所につき数十秒照射するだけなので施術自体の時間は短いですが、麻酔を含む下準備や会計などにかかる時間を考えると、1時間はかかるかもしれません。レーザー照射後は、削られた部分が凹みます。軟膏を塗ってテープで保護するのを何日か続け、10日から2週間後に再受診するのが一般的な流れです。この頃には大分皮膚が盛り上がってきています。例えばQスイッチYAGレーザーなど、他のレーザー機器を用いるクリニックもゼロではありません。QスイッチYAGレーザーはメラニン色素に反応する特性を持つので、肌色のほくろには不向きです。また、出っ張りのあるものにも向きません。ほくろは出っ張っているほど皮膚の奥に食い込んでいるため、十分に削ることが大切です。もし細胞が残っていると、同じところに再びほくろが出現します。再発が認められれば、1回は無料で再施術してくれるクリニックが多いです。瘢痕が残るのを防止するために、美白剤を処方するクリニックもあります。処方されなかった場合、色素沈着しやすい人は市販薬を使うのも一案です。

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