3月7日(みんなの日)に「みんなのうた」を“みんなのうた”に

「みんなのうた」を“みんなのうた”にする。
初めての試みで、勝手に“みんなの日”にした3月7日、NHK「みんなのうた」に書き下ろした「おばけでいいからはやくきて」を1日限定で無料配信します。タダより怖いものは無い。だから、おばけなんかよりもよっぽど怖い。一生取り憑いてやる、という覚悟でやります。「みんなのうた」でオンエアされている尺、フル尺、そのどちらでもない、3月7日限定の特別尺です。「アニメのインパクトが強過ぎて曲が入ってこない」というあなた、是非ダウンロードして、耳をすませて聴いてください。カントリーロードならぬ、ダウンロード。
たしかに、あの映像は凄い。運良く恵まれたけれど、ちょっと恵まれ過ぎたな。

大事な曲を無料配信するという賭け。この企画自体がどうなるかという不安の中に、チョコチップのような期待が紛れ込んでいる。食ったらおいしそうだ。とにかく、新しいことをやる瞬間は不安になる。でも、その不安が無ければ、先も無い。まさに今、迷子の心境です。そもそも、曲を作って世に出すということをくり返しながら、ずっと迷子でいる。帰るつもりも、変えるつもりもないんだ。
ツアーを終えて、武道館までの隙間を埋めるヒントになればと思っています。バンドにとっても、この曲は大きなヒントです。どうすべきか迷った時、その迷いそのものを楽しむ。

こっちの準備はもう整っています。

「みんなのうた」に楽曲を提供することが発表された時、『クリープハイプが「みんなのうた」をやって大丈夫なのかw』という意見を多く目にしました。ネット上でこの「w」を見るたびに、とても虚しくなる。それは病原菌のようなもので、この「w」はどんどん増殖していく。だからこそ、それに惑わされずに、作品を信じたい。クリープハイプが「みんなのうた」を作れたこと自体が、安易な固定概念や「w」に対してのカウンターになると思っていますw

クリープハイプ 尾崎世界観

「みんなのうた」では、この軽快なギターに乗って走るハムスターちゃんを主人公にして、いろいろな立場の人が感情移入できるアニメを目指しました。迷子になったことの後悔と恐怖、でもどこか俯瞰してるような視点もある不思議な味わいの曲ですね。